本日のお題は中華人民共和国🇨🇳とソロモン諸島🇸🇧との軍事的色彩の濃い取り決めの話。
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ソロモン諸島🇸🇧と中国🇨🇳の接近が、何故オセアニア諸国にとって驚異なのか?
The Solomon Islands are located about 2,000 kilometers northeast of Australia and are a key sea lane link between the United States and Australia.
There is a threat that the sea lane link would be cut by China.
しかも、悪いことにオーストラリア🇦🇺国内のアメリカ🇺🇸の軍事拠点は西側に偏在している。
オーストラリア東側とニュージーランド🇳🇿は、アメリカ軍の影響網の“死角”になっているわけである。
その“死角”を伺う場所がソロモン諸島🇸🇧なのである😨
中国🇨🇳とソロモン諸島🇸🇧が接近したのは、少なくとも2019年より前からである。
オセアニア地域の島々は、その安地政学的な位置から、台湾(中華民国🇹🇼)と国交を結んでいる所が意外に多い。
ソロモン諸島も、1983年に台湾と国交を樹立して30年以上、外交関係を維持してきた。しかし、2019年の総選挙で、親中国派のソガバレ氏が首相に就任すると、台湾と断交して中華人民共和国🇨🇳との国交樹立を決めた。
これが2021年の11月の国内の暴動につながっている。
恐らくは経済援助等をエサにして中国🇨🇳の方からソロモン諸島🇸🇧に近づいたのではないか?⁉️
ソロモン諸島🇸🇧は、2016年に日本が提唱し、アメリカ🇺🇸の対アジア戦略として採用されたコンセプトである「自由で開かれたインド太平洋構想」の構想範囲のほぼ“ド真ん中”に位置する。
構想のド真ん中に楔を打たれた感じだ😰
日本はアメリカとは、日米安全保障条約(Japane has JAPAN-US security treaty.)を結び、いわば同盟国になっているが、お隣の韓国との間が今よろしくない。結んでいたはずの軍事情報包括保護協定(General Security of Military Information Agreement 略称GSOMIA)が宙ぶらりんになっている。
South Korea has unilaterally notified the abolition, and the issue of the agreement is now floating.
文在寅(ムン・ジェイン)政権の韓国🇰🇷は、2019年8月23日にGSOMIAについて破棄を通告してきた。
背景には、2018年から問題化している元徴用工訴訟問題等の日韓関係の悪化がある。
中国🇨🇳勢力の太平洋地域への拡大が顕著になり、加えて北朝鮮🇰🇵の動きが不気味な状況で、日韓が対立しているのはいかがなものか❓
5月に就任予定の韓国🇰🇷の新大統領候補は、日韓関係の修復を目指すと表明しているので、少しは期待したい。
日本の首相も、韓国🇰🇷に強い態度をとることでネトウヨの支持を得ていた誰かさんではなくなったしねー😝