本日のお題は日本の外国人への職務質問について。
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私は自分自身も職務質問されたこともないし、外国人に対する職務質問も見たことがないので、レッスンの前に関係する朝日新聞の記事を探してみた。
そこには、日本で働きながら定時制高校に通う生徒が学校帰りに度々職務質問を受けるという話が書いてあった。
「14歳でネパールから来た高校生の僕が日本で唯一納得できないこと」(朝日新聞)
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I think Japanese 'Racial Profiling' is wrong.
I read one article about 'Racial Profiling' on a Japanese newspaper before the lesson.
The article is about a foreign-born student who attends Japanese night high school.
He said he often is stopped by Japanese police after his school.
He attends his school with working a hotel.
He said that he became to understand many things which he didn't know formerly because of starting to attend schools.
「学校に来て、めっちゃ知らないことが分かるようになった」
この「学校に来て、めっちゃ知らないことが分かるようになった」という部分を読んで、目頭が熱くなった。
学ぶことの本質を言い当てた言葉である。
I wish Japanese police not to hurt such a earnest student.
「役に立たないことを学ぶのはムダ」と考えている人が多い。
私の父はそうだった。
父の口癖は「学校で学んだことは仕事に何の役にも立たない」だった。
そうではない。父は学校でろくに学んで来なかったから、「学校で学んだこと」の蓄積自体がない。
だから、仕事に生かしようもなかったのである。
ハードに学ぶべき中学高校時代に、そんなことを毎晩のように唱える人がいたから、せっかく名門中高に入ったのに、勉強へのアクセルが踏めなかった。
今思うと、結局父の、一生懸命学ぼうとする娘への嫉妬だったのだろうと思う。
それは、母も同じだったと思う。
「あなたは勉強はできるかもしれないけれど、人間として一番大切なものが欠けていると思うわ」
と、しょっちゅう言われた。
「お説教」なんてレベルではない。まさに『逃げ恥』で言う「呪い」だね。
この人達が死んでしまってから、私は学べるようになった。
今さら遅いだろうか?
遅くてもいいのだ。
日々、
「めっちゃ知らないことが分かるようになっ」ているのだから。
それでいいのである。