本日のお題は「他人の不幸を喜ぶ気持ち」について。
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「他人の不幸を喜ぶ気持ち」の意味を示す
Schadenfreudeはドイツ語由来だそうで。
笑えたのが、同じような意味を示す日本語の表現として、
“The misfortunes of others taste like honey. ”
(ひとの不幸は蜜の味)というのが紹介されていた。
そういえば、遠い昔にそういう題名のドラマがあった。
大竹しのぶサンが漫画家で、泉ピン子サンがその父の後妻という設定だった。
exercise3の3番目の質問に、
What do you make of the claim that we're living in an Age of Schadenfreude?
というのがあったが、それに対して私は、
I think the anonymity of SNS is accelerating it.
と答えた。
もう少し詳しく述べるなら、
We're living in an Age of SNS.
Anonymity of SNS is intensifying Schadenfreude.
とすべきだったろう。
何れにしろ、SNS世界の匿名性が、他人の不幸を喜ぶという、本来恥ずかしく思うべき感情を安心して外部に示せるようにしたのは間違いない。
今回の講師はアメリカ人で、アメリカには、schadenfreude と似たような表現として、
taste of one's own medicine というのがあると教えて貰った。
「薬は蜜の味と違って苦いんだから、ちょっち違うんじゃね?」と思ったので、Lesson後に辞書やwebで調べてみた。
意味としては、
しっぺ返し、自ら招いた災難、自業自得といったところ。
用例としては、
・It looks like she got a taste of her own medicine. :
(彼女自らが招いた災いさ、いい気味だよ。)
・get a taste of one's own medicine
(普段他人に嫌な思いをさせている人が、同じようなかとを味わう羽目になる)
等があった。
用例を見てて気づいた。
なんのこっちゃない。
日本語の
「いい薬だ!」って意味だわ。
辞書には日本語の意味が付いてても、その訳の日本語と英単語意味は微妙にズレているもの。そこまで調べたり考えたりしめみると、詰め込み式の英単語暗記よりはずっと面白くなる。