本日のお題はインドネシアの首都がジャカルタからボルネオ(カリマンタン)島に移る話。
記事はこちら。
記事によると、ジャカルタは
one of the fastest sinking cities in the world
なのだそうだ。
原因はgroundwater(地下水)の汲み上げ過ぎによるland subsidence(地盤沈下)で、毎年約25cm沈んでいるらしい。
このままだと
95% of the city will be under water by 2050.
なんだそうで。
しかし、この記事は言葉足らずである。
In Jakarta, in addition to land subsidence, traffic congestion is also a serious problem.
ちなみにかなり凄まじくて笑えるレベル😝↓
そして何よりも
「何故、ボルネオ島?」がない。
This article explains why Indonesia is moving its capital from Jakarta, but does not mention why it is moving to Borneo.
ボルネオ島への遷都は、国際的にも一番やめてほしい選択だと思う。
Borneo has a rainforest and is home to the endangered orangutan.
わざわざ
endangered species(絶滅危惧種)の生息地に都を移さなくてもいいだろって思ってしまう。
オランウータンはボルネオ島とスマトラ島にしか棲息していない。
インドネシアには17,000もの島があるんだから、そのうちの無人島とかに首都を造ればいいだろって思う。
要は誰も触れてないが、ジャカルタの上下水道の整備が遅れたことが一番の問題なわけである。
整備が遅れたから地下水の汲み上げ過ぎ問題が起きたのだから。
侵略を肯定するわけではないが、台湾や中国東北地方(要は満州のこと)を支配開始と同時に下水道整備に着手した後藤新平は、先見の明があったといえる。
中国東北地方にはまだ満鉄(戦前日本の国策会社“南満州鉄道株式会社”)のマークの付いたマンホールが残っているとか😳