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血液検査で鬱病が診断できる時代


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本日のお題は、鬱病双極性障害(旧称:躁鬱病)の診断が血液検査でできるという話。

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記事では、精神医学の臨床現場では、患者の主観的な自己分析や医師の勘に頼った診断が主流だったことは書かれている。でも、この血液検査で、鬱病双極性障害の患者の血液にどんな特徴が出るのかは、「certain genes were active(特定の遺伝子が活発化していた)」ということ以外、殆ど説明されていなかった。

だから、記事を読んでも実感は沸かなかった。

そのことを素直にnative講師に、

This article does not elaborate on the blood status of depressed patients.

I can't realize the relationship between mental illness and blood tests.

と伝えたら、Me too!と言われた。

 

Lesson後、日本語サイトで調べてみたところ、ストレス耐性の弱い遺伝子が存在していることは既に解明されていることを知った。

この研究によって、将来鬱病になり易い人を検出することも可能になるんだそうだ。

でも、この遺伝子による診断法は、なってない人を「なり易い」と診断し、なってるのに「なり易くないから違う」という誤診を招くのではないか?

 

その点、日本の病院が既に診断と治療で実用化している血液検査での「リン酸エタノールアミン(PEA)」の濃度測定による診断の方法がいいと思った。

この方法だと、実際に罹患している人を検出できるだけではなく、治療による回復の状況も診断できる。

こういう具体的な記事まで読んでみて、初めて実感はわくものだね。

 

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