本日のお題は、金属でできたタイヤのお話。
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このタイヤに使われた金属はNiTinol+(ニチノールプラス)という。
プラスのないNiTinol(ニチノール)は、ニッケルとチタンの合金である。
NiTinol is an alloy of nickel and titanium.
記事の書き手は、
The new tire, which is called METL, will be elastic like rubber but strong like titanium.
つまり「チタン(titanium)のように」と書いているところから見て、この金属の素材そのものには知識も興味もなかったのだなと思える。
まぁ。
だから、その分背景を調べれば、オンライン英会話でのネタにできる。
nativeの男性は、ほっとくと早口で勝手なこと喋り出すので、exerciseの第一問で興味をひく文をきっちり作っておく必要がある。
以下も記事の文でなく、私の作文である。
ニチノールは形状記憶合金である上に弾性がある。
It is a shape memory alloy. And it has elasticity.
この性格ゆえに、すでに人工血管のような医療用素材として使われている。
So it is also used as medical material like
artificial blood vessel.
この位レベルの高い会話をしたいのだ。
英検準1級の長文読解で出てきそうなレベルの単語をふんだんに使って話したいのだ。
主導権握るためにも、予習は力を入れる💪。
新素材の開発ってものは、えてして「…のために」と明確な目的を持ってないで行われることが多いらしい。
ボーイング787等の主翼等に採用されている東レの炭素繊維も、開発された後、社内で用途のアンケートを取ったといわれている。
ニチノールももっと用途が広がるだろう。
今回の記事のニチノールは、NiTinol+(ニチノールプラス)。ニッケルとチタンに加えて、更に多くの金属が加えられているのだろう。